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動脈硬化性シリーズ(1)

2015.01.29

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人は年齢とともに血管が老化します。これが動脈硬化です。
しかし動脈硬化性疾患(高血圧症、高脂血症、糖尿病)を放っておくと動脈硬化は さらに進行し、脳出血や心筋梗塞などの怖い病気を起こしやすくなります。
きちんと薬を服用し、血圧、コレステロール、血糖をコントロールすることは動脈硬化の進行を遅らせ、脳出血や心筋梗塞の予防につながるのです。

 

【高血圧症】
高血圧症は正しく治療しないと動脈硬化が進み脳梗塞や脳出血などのリスクが高くなります。毎日の早朝血圧が140/90 以上ある場合は適切な治療を受ける必要があります。出来るだけ早く内科を受診しましょう。

 

【降圧目標】
高齢者患者 / 140/90mmHg 未満
中年者患者 / 130/85mmHg 未満
ハイリスク患者 / 130/80mmHg 未満

 

※ ハイリスク患者とは、糖尿病や高脂血症や腎障害を合併している患者さんのことです。
高血圧症の治療は医師から処方される薬に頼らず、生活習慣の改善を行うことが非常に重要です。なかなか難しいことですが、出来ることから徐々に始めてみましょう。

 

<生活習慣の改善>
食塩摂取制限( 6g/日以下)、野菜や果物の積極的摂取、コレステロールの摂取制限、
適正体重の維持、アルコール摂取制限、適度な運動、禁煙

 

高血圧症の治療の進めていく上で、色々な検査を定期的に受ける必要があります。副作用の有無、動脈硬化の程度、心臓への負担、脳梗塞の可能性などを様々な検査で評価していきます。

 

<検査項目>
血液検査、尿検査、胸部 X-P、心電図、頚動脈エコー、心エコー、動脈硬化検査

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